目次
はじめてのメダカ飼育にチャレンジしよう!!
今回は生体メインでの飼育方法をご紹介致します。
水草水槽をメインでやりたい場合はやり方が異なりますのでご注意下さい。
水槽を用意しよう!!
だけど、いきなり60cm水槽を買っちゃうと簡単に水槽を移動できないし、後々水草水槽をやりたいと思ってもレイアウトが大変なんだ。
ご家庭で水槽を設置する場合、一般的なマンションやアパートですと60cm水槽を1~2個程度のスペースしか確保しずらいと思います。
初心者の頃はお魚を飼育していくうちに、あれもやりたい、これもやりたいと色々とやりたいことが増えてきます。
その時にお魚が入っている水槽を一から作り直すのは、すごく大変です。
まずは、見た目よりも飼育者本人が飼育しやすい環境を整えましょう!!
60cm水槽に乗り換えた場合でも、新しいお魚の水合わせ用、病気になった魚や稚魚の隔離用、60cm水槽を掃除するときにお魚を入れておくなど
など、使い道はたくさんあるので30cm水槽は空の状態で持っていた方が何かと重宝します。
エアレーションを用意しよう!!
お魚が少なければなくても平気ですが、熱帯魚の飼育に慣れてないうちはエアレーションをした方が良いです。
一般的なエアレーションは、エアポンプ、エアチューブ、エアストーンなどの水中に空気を出すモノが必要です。
エアポンプがうるさいイメージがありますが、静音タイプのエアポンプを使えばほとんど気になりません。
むしろ、エアストーンから出る泡の方がうるさいことが多いです。
個人的な体感としては、エアストーン>水作エイト(ブクブク)>スポンジフィルターの順で音が大きいと感じます。
特にエアストーンは製品によって、泡の量や音にかなりの違いがあります。
はじめてのメダカの飼育の場合は、どの製品でもあまり泡の量や音が変わらないスポンジフィルターをおすすめします。
また、スポンジフィルターの場合は、スポンジ部分にバクテリアが繁殖するのでお魚が住みやすい環境を作ってくれます。
底に敷く底床は何がいいの?
ベアタンクとは、底にソイルや砂利などを何も敷かない状態のことを指します。
底床にソイルや砂利を引くことでバクテリアが付着しやすくなりますが、同時にお魚のフンやエサの食べ残しも底に溜まってしまいます。
ベアタンクの場合は、底に何もないのでフンやエサの食べ残しの掃除もしやすいです。
水槽に水を入れよう!!
水道水をそのまま入れてしまうと塩素やカルキによって、お魚が死んでしまいます。
1日~2日程度バケツなどに汲み置きした水か、市販のカルキ抜き剤を入れてお魚が住める水を用意してあげましょう。
一般的には1ヵ月程度、お魚を入れない(又はパイロットフィッシュを入れて)で適度に水換えをしながらバクテリアが繁殖するのを待った方が良いと言われております。
個人的には、少数のお魚であればそこまで気にしなくても良いと思っています。
水草は入れた方がいいの?
水草はあった方が見栄えもよく、水槽の余分な養分を吸収してお魚が住みやすい環境にしてくれます。
はじめての飼育の場合は熱帯魚用のライトがなくても育つ「マツモ」がおすすめです。
「アナカリス」も同様に育ちやすく初心者にはおすすめですが、水質が安定していない状態だと枯れたり溶けたりするので個人的には「マツモ」をおすすめします。
ただ、水草を入れる場合、黒ゴケや糸ゴケ、スネール(貝)などが付着している可能性があります。
また、無農薬と書かれていない水草には農薬が使われていることがあり、きちんと農薬を落としてから水槽に入れないとお魚が死んでしまう場合があるので気を付けましょう。
特にシュリンプ(エビ)には農薬は致命的です。
飼育道具を用意しよう!!
メダカを飼育するうえで必要な道具を用意します。
最低限以下の4つは用意しましょう。
バケツ
100円ショップのでも問題ありませんが、先に水を出す口がついているモノが便利です。
水槽に水を入れる用と、水槽の水を捨てる用の2つあると便利です。
2つ用意する場合は、同じモノの方が重ねてしまえるのでおすすめです。
ネット
お魚を救う時に使うネットです。
お魚のサイズにもよりますが、小型魚なら小さい網の方が使いやすいです。
スポイト
お魚のフンやエサの食べ残しを取る際に使います。
ビーカー
100円ショップの軽量カップなどで構いません。
バケツの水は一気に水槽に入れるとお魚もびっくりしてしまうので、ビーカーに水を入れてゆっくり入れてあげましょう。
また、水槽の水をちょっとすくいたい時などにも重宝します。
地味に一番使用頻度が高い用品です。
他にも様々な便利グッズがありますが、最初は最低限この4つは用意しましょう。
メダカを買いに行こう!!
ここでやっとメダカを買いにいきましょう!!
水槽の水質がお魚が住みやすい環境に整っていないので、30cm水槽なら3~5匹程度を目安に購入しましょう。
高級メダカは珍しく興味を引きますが普通のメダカよりも飼育が難しい種類もいるので、最初はヒメダカ、黒メダカ、白メダカ、青メダカ、楊貴妃メダカなど流通量が多く比較的安価なメダカをおすすめします。
繁殖をさせたい場合は、購入する前にお店の人にオス、メスを選んでもらえるか確認しましょう。
※お店によってはオス、メスの選別をしていないところもあるので、断られた場合は無理にお願いをするのはやめましょう。
メダカを購入するときに、「はじめて飼育するので水を多めに入れて下さい」と店員さんにお願いしてみましょう。
病気を持ち込んでしまうリスクはありますが、自宅の水槽の水もお魚が住みやすい環境になっていないのでお店の水を使った方がメダカの負担が少ないです。
※お店の人に断られた場合は諦めましょう。
メダカを水槽に入れよう!!
いきなり、水槽にメダカを入れずにしっかり水合わせをしてからメダカを入れましょう。
まずは、購入した袋を軽く水洗いして20分程度水槽に浮かべます。
こうすることで、水槽の水とメダカが入っている水がゆっくりと同じ水温になっていきます。
20分程度経ったら、今度はメダカが水槽の水になじめるように水合わせをしていきます。
やり方は主に2種類で、メダカを空のバケツなどに袋の水ごと入れて、水槽の水をゆっくりとバケツに入れていく点滴法。
もう一つは、水温を合わせた状態で「つまようじ」などでメダカが入っている袋に穴をあけ、水槽の水と袋の水がゆっくりと交わるようにしていく方法です。
今回は、袋の水をそのまま使うやり方なのでどちらの方法でも構いません。
2回目以降は、病気を持ち混んでしまうリスクを考えて僕は点滴法を利用しています。
点滴法は30分程度でも良いというサイトもあるけど、僕としては1秒1適ぐらいの速度で3時間ぐらいやった方が安定する気がします。
メダカにエサあげよう!!
水槽にメダカを入れたらすぐにエサをあげた方が良いの?
これもネット上だとその日は上げない方が良いと書き込みが多いですね。
あまり理由は書かれていないけど、恐らく水質変化で消化器官系に負担が出るかなかと思っています。
個人的にはメダカを水槽に入れてから、2、3時間したら少量のエサをあげています。
お店では一つの水槽にたくさんのお魚が入れられているので満足にエサを食べられていない場合があるので、内臓に負担を与えない程度に少量のエサをあげた方が経験上元気に育ってくれる気がします。
エサは1日にどれくらいあげた方が良いの?
メダカの場合は1日に2回程度、メダカの目玉と同じぐらいの量のエサをあげましょう(小型熱帯魚も同じくらいだよ)。
エサはメダカ専用のでも良いし、小型熱帯魚用のエサでも大丈夫です。
水替えの頻度は?
水槽の水質に左右されますが、一般的には1週間に1回3分の1程度の水を交換した方が良いと言われています。
今回はベアタンク飼育なので、スポイトでフンやエサの残りを吸い取った時に水槽の水が減ったら継ぎ足しくいく感じでも良いと思います。
僕の場合は自然蒸発で減った分を継ぎ足して、2週間に1回、3分の1程度の水を交換しています。
1ヵ月~3ヵ月程度経ったら、次のことを考えよう!!
1ヵ月程度したら大分お魚住みやすい環境になってきているはずなので、お魚の数を増やしたり、60cm水槽に挑戦してみましょう!!
もっとたくさん飼いたい場合は、60cm水槽やろ過機能を強化しましょうね。
次回は60cm水槽でろ過(フィルター)や、水槽用ライトを設置した飼育方法をご紹介します。










