豪速球は投げられない凡人ピッチャーが知恵を駆使して1アウトを勝ち取るぜ!
ONE OUTSの情報
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タイトル | ONE OUTS |
出版社 | 集英社 |
巻数 | 1巻~20巻(完結) |
発売日 | 1999/6/18 |
著作 | 甲斐谷忍 |
ピッチャーが1アウト取れるかを掛け合う野球賭博!
埼京彩珠リカオンズ、不動の4番バッターの児島は好成績を収めるものの、入団してから一度も優勝をしたことがなかった。
オフシーズンにもかかわらず「優勝するための何か」を探しして児島、トレーナの木之崎、二軍ピッチャーの中根の3人で沖縄でミニキャンプに来ていた。
しかし、ピッチャーの中根はキャッチボール中にツキ指をしてしまう。
焦ったトレーナーの木之崎は変わりのピッチャーを探すべく、中根とともに沖縄を探し回った。
そこへ女が現れグラウンドへと案内される。
グラウンドで行われていたのは、ピッチャーがバッターから1アウトを取れるかを競う「ワンナウト」というゲームであった。
ただし、ここで行われているワンナウトは・・・
そう、ここはピッチャーが1アウトを取れるかを掛け合う賭博場であった。
野球賭博でピッチャーとして現れたのは渡久地東亜という男であった。
彼の投げる球はせいぜい110km程度で球威もない。
中根は女に言われるがまま、バッターが勝つ方に賭けるが全てピッチャーの東亜が勝利を収めてしまう。
木之崎は自分たちがハメられていることに気づき、賭けをやめて帰るように中根に促した。
掛け金は4000円だと思っていたが、札を見て彼女が呟く・・・。
そう、ここはアメリカ人たちが集まった賭博場のため、掛け金は円ではなくドルで行われていた。
高校時代は4番バッターも務めていた中根は、東亜とワンナウトで勝負を申し出る。
東亜の球威は恐くないと言う中根だが、この勝負の本質を理解していなかった・・・。
中根は結局、1アウトを取られ東亜に敗けてしまう。
このことを知った不動の4番バッター児島が東亜に勝負を挑むことになるが・・・。
1アウト5百万円、失点なら5千万円のワンナウツ契約が決定する!
沖縄での1件後、渡久地東亜は埼京彩珠リカオンズのピッチャーとしてマウンドに立つこととなる。
しかし、彼は通常契約ではなく1アウト5百万、失点なら5千万のワンナウツ契約を申し出る。
果たして埼京彩珠リカオンズは優勝することができるのか!?
渡久地東亜は無茶な契約から、収入を得ることができるのか?
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