【生体メイン】
・観賞魚を飼育するための設置方法
・簡素な見た目
・初期費用は比較的安く済む
【水草メイン】
・主にレイアウト水槽と呼ばれるモノ
・ゴージャスな見た目になるが知識が必要
・CO2ボンベなども必要になるため初期費用が高くなる

まずは水槽を用意しよう!
生体(観賞魚)を購入する前に、水槽の立ち上げを行いましょう。
生体と同時に水槽を立ち上げてしまうと、生体が住みやすい水質ではない状態で飼育することになるので、すぐに死んでしまうことが多いです。
水槽を立ち上げてから、できれば1ヵ月、最低でも1週間、間を空けてから生体を導入しましょう。
生体メインのオススメ水槽
一度、水を入れてしまうと重さにより水槽の移動が難しくなるため、よく考えて水槽を設置しましょう。
・平坦で水槽を設置してもぐらつかない場所
・水道の近く
・ベランダの近くなど水を捨てやすい場所
・コンセントの近く
・水槽が倒れても安全な場所
・直射日光が当たらないところ
1週間に1回以上水の入れ替えをすることになるので、水の入れ替えが簡単にできる場所に設置しましょう。
また、地震などで水槽が倒れてしまった場合にケガをしないような場所に設置しましょう。
夏場などは水温が30℃を超えると、死んでしまう観賞魚が多いので直射日光が当たる場所は避けてください。
底床を敷いてみよう!
水槽を設置したら次は底床を水槽に入れます。
底床には大砂利、サンゴ砂などもありますが、熱帯魚は弱酸性を好む魚が多いのでソイルがオススメです。
ソイルには主に栄養系ソイルと吸着系ソイルがあります。
栄養系ソイルは水草の栄養を補うためのソイルになります。
吸着系ソイルは有害物質などを吸着してくれるソイルです。
生体メインの場合は吸着系ソイル(プラチナソイル、マスターソイルなど)を使いましょう。
ソイルは水洗いせずに、そのまま水槽に設置します。
フィルターを設置しよう!
一般的に一番オススメされているフィルターは外部フィルターと呼ばれている水槽の外に設置するタイプになります。
今回は、生体メインなので上部フィルターと呼ばれる水槽の上に設置するタイプのフィルターを使います。
グランデカスタムはウェット層とドライ層と呼ばれる2重底になっています。
下部のウェット層にろ材を入れることで生物ろ過を行い、上部のドライ層で水槽から引き揚げた水に含まれているゴミを物理ろ過することができます。
他のフィルターよりも簡単に取り外しが可能なので、メンテナンスも容易です。
水槽に水を一定量入れないと、ポンプが水を吸い上げないので水を入れてから電源をコンセントに差してください。
水槽に水を入れよう!
一通りの設置が完了したら、水槽に水を入れます。
この段階では生体を入れていないので、水道水をそのまま入れても大丈夫です。
ただし、生体が入っている場合は1日~2日程度、水を汲み置きしカルキを抜くか、水質調整剤を使用してカルキ抜きをした水を使ってください。
水槽に水を入れる際はバケツで一気に流し込むのではなく、手酌(手から水を流す)などで優しく水を入れて下さい。
想像以上に水槽内を水がかき回しますので水草をソイルに植えていても、全部舞い上がってしまう場合もありますのでゆっくり水を入れてください。
ヒーターを設置しよう!
夏場はヒーターは不要ですが、水温が20℃を下回る場合は必ずヒーターを使いましょう。
一般的な熱帯魚は25℃前後が適正な水温になります。
20℃近くや30℃以上になると、死んでしまう魚も出てくるため水温には気を付けましょう。
メダカや金魚、ドジョウ、アカヒレなどは温帯魚なのでヒーターはなくても大丈夫です。
ヒーターは水温調整が可能なサーモスタット付きと、サーモスタットがない水温固定式の2種類があります。
サーモスタット付きの方が値段は高いですが、水温調節ができるのとヒーター部分のみを交換できるタイプも販売されています。
観賞魚の治療に水温をあげる必要がある場合もあるので、可能であればサーモスタット付きのヒーターを購入しましょう。
【サーモスタット付き(水温調整可能)】
【サーモスタットなし(水温固定)】
ヒーターは水中に入れてから、電源をコンセントに入れないとショートして使えなくなってしまいます。
必ず、ヒーターが水中に完全に入っていることを確認してから、電源をコンセントに差してください。
照明を設置しよう!
水草を使用していない場合は、照明は使用なくても大丈夫です。
ただ、生体メインでも証明があると水槽の中がハッキリ見えるので、設置することをオススメします。
フレーム付き水槽の場合は下のライトラック(リフトアップ)を使用することで、設置する高さを調節できます。
ニッソー製のライトでなくても、最上段に設置するのであれば大体の照明は設置できます。
1週間から1ヵ月程度放置しよう!
水槽の立ち上げ直後は水が濁っています。
1日~3日程度すると透明な水になります。
1週間に1回程度、3分の1の水量を目安に水の入れ替えをしましょう。
生体を入れてみよう!
生体を入れる準備ができたので、生体を入れましょう。
ただし、まだまだ魚が住める環境になりきってないので少しずつ生体を導入しましょう。
オススメとして、丈夫な種類のメダカ、アカヒレ、ネオンテトラなどを合計で5匹前後を入れると良いでしょう。
3ヵ月程度したら、徐々に導入したい生体を入れていきましょう。












